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  1. 寒地土木研究所 第14回技術者交流フォーラムin釧路を開催しました


 寒地土木研究所技術者交流フォーラムは、寒地土木研究所が、地域において求められる技術開発に関する情報交換、産学官の技術者の交流及び連携等を図る目的で、平成20年度から北海道各地で開催しています。そして、このフォーラムは、国土交通省北海道開発局の各開発建設部と日本技術士会北海道本部の各地域技術士会との共同開催により、実施しています。

 第14回目となる今回は「市町村舗装道路における維持管理の現状と課題」をテーマに、平成24年1月31日(火)、釧路キャッスルホテルを会場として開催し、206名が参加しました。

写真(1)・(2)
写真:フォーラムの様子 写真:特別講演を行う川村 彰(かわむら あきら)氏
フォーラムの様子
特別講演を行う 川村 彰 氏

 特別講演では、「地方自治体の舗装維持管理実態と簡易平坦性モニタリングについて」と題して、北見工業大学教授 川村 彰(かわむら あきら)氏から、道内主要市町村を対象にしたアンケート結果において、必要な予算の確保や維持管理方法について苦慮している現状の報告がありました。また、簡易平坦性モニタリングシステムを用いて舗装の現況を調査している北見市の事例紹介や舗装マネジメントシステムの導入による効率的な予算の確保についてご講演をいただきました。

 個別報告では、釧路市都市整備部道路維持事業所長補佐 松元 克郎(まつもと かつろう)氏から、「釧路市の舗装道路における維持管理の現状と取組みについて」と題して、防塵処理を目的とする簡易舗装から恒久舗装への移行について、今後は恒久舗装の維持修繕も重要となり、これらの課題を限られた予算の中で計画的・効率的に進めるため、他の自治体の事例を参考にしたいとのご報告をいただきました。

 釧路市建設事業協会舗装部会(東工業株式会社取締役) 直江 准司(なおえ じゅんじ)氏からは、「機能性砕石マスチックの期待する効果について」と題して、舗装の耐久性向上を目的に機能性砕石マスチックの試験施工を受注した立場から、砕石マスチック舗装の特徴と施工上の留意点のご紹介がありました。

 北海道根室振興局農村振興課農村整備係長 永森 孝史(ながもり たかし)氏からは、「路上路盤再生工法の取組みについて」と題して、「根室スペシャル」と呼ばれるこの工法によって、約10%のコスト縮減や産業廃棄物の低減が可能になったことをご報告いただきました。この工法を様々な工事に応用すると、最大で18%のコスト縮減を達成できることや、施工後のFWD(重錘落下式たわみ測定装置)試験で高い品質を達成していることもご紹介いただきました。

 寒地土木研究所寒地道路保全チーム 熊谷 政行(くまがい まさゆき)上席研究員からは、「舗装維持管理の考え方について」と題して、マネジメントによるLCC(ライフサイクルコスト)縮減の重要性や舗装の損傷原因を踏まえた舗装補修工法についての報告がありました。

写真(3)・(4)
写真:講演を行う松元 克郎(まつもと かつろう)氏 写真:講演を行う直江 准司(なおえ じゅんじ)氏
講演を行う 松元 克郎 氏
講演を行う 直江 准司 氏
写真(5)・(6)
写真:講演を行う永森 孝史(ながもり たかし)氏 写真:講演を行う熊谷 政行(くまがい まさゆき)上席研究員
講演を行う 永森 孝史 氏
講演を行う 熊谷 政行 上席研究員

 寒地土木研究所では今年度、函館市稚内市苫小牧市及び今回の釧路市において、技術者交流フォーラムを開催しました。今後も寒地土木研究所の成果普及等を通じた地域貢献を念頭に、皆様と積極的に情報交換や連携等を図って参ります。多くのご参加をいただきありがとうございました。

(寒地土木研究所 道東支所)

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