2019年11月14日(木)、かでる2・7において第33回寒地土木研究所講演会を開催し、334名の皆様にご来場いただきました。
本講演会は、積雪寒冷地に関連する土木技術の研究成果等をより多くの方々に紹介するために昭和61年から行っており、今回で33回を数えます。
柳原所長挨拶
特別講演では、北海道大学 名誉教授 北海道道路管理技術センター顧問 三上 隆氏をお招きして、「インフラマネジメントの役割を担う 北海道の土木技術者育成について」と題してご講演いただきました。
三上氏は、北海道に所在する橋梁・トンネル(管理数はともに都道府県別2位)に関する1巡目(平成26~30年度)の点検結果(道路メンテナンス年報、令和元年8月)を報告し、その後、技術継承、大学教育及び若手技術者育成の課題と対応について講演をされました。
三上氏の特別講演
一般講演では、川口 清美 水利基盤チーム 上席研究員が「北海道の豊かな資源を活かす農業土木技術と研究開発の取り組み」、 村山 雅昭 水環境保全チーム 上席研究員が「良好な水環境の実現に向けて」、阿南 修司 つくば中央研究所地質チーム 上席研究員が「建設発生土の有効利用に向けた取り組み」と題してそれぞれの分野での研究成果や課題について講演を行いました。
![]() 川口上席の講演 |
![]() 村山上席の講演 |
![]() 阿南上席の講演 |
また、会場1階の展示ホールで行った「寒地土木研究所パネル展」では、当研究所の開発技術や各研究チーム等の研究成果をDVD映像やパネル、パンフレットなどを展示し、ご来場の皆様にご覧いただきました。
今年もたくさんの皆様のご来場をいただき、心より感謝申し上げます。
![]() 講演会場の様子 |
![]() パネル展の様子 |
- お問い合わせ先 : 寒地土木研究所 寒地技術推進室
- 電話 : 011-590-4046
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