研究所について

災害支援活動情報

国民の安全を守るために、当研究所では災害・防災に対応した技術開発に取り組んでいます。地震、台風及び大雨などの被害状況を現地で詳しく調査し、この結果をもとに関係行政機関と連携して今後の災害応急対策、復旧対策及び防止対策の研究を行っています。

寒地土木研究所における令和6年能登半島地震への対応について

国立研究開発法人土木研究所寒地土木研究所は、令和6年石川県内で発生した能登半島地震に伴う農地農業用施設等被害調査を実施するため、北陸農政局管内、北陸地整管内に職員を派遣いたしました。


所長室での能登半島地震対応の出陣式(第4陣)の様子

平成30年北海道胆振東部地震への対応について

平成30年9月6日3時7分に、マグニチュード6.7(暫定値)最大震度7の北海道胆振東部地震が発生しました。
当所では、地震発生当初から、災害対策本部の設置、北海道開発局へリエゾンの派遣、各災害箇所へTec-Forceの派遣、札幌市清田区里塚地区、河道閉塞箇所、穂別ダム、鵡川の堤防等で調査を行いました。


平成30年度北海道胆振東部地震当時の職員の対応の様子

平成28年台風第10号等における災害調査・技術支援の活動状況

平成28年8月20日からの大雨や平成28年台風第10号により、河川堤防等の河川施設、土砂崩壊地、橋梁等の道路施設が各地で被災しました。

各管理者から災害派遣の要請を受け、被害状況調査、二次災害防止、被災施設の復旧等に関する高度技術指導のため、職員を現地に派遣しました。


平成28年台風第10号等における災害調査・技術支援を行う職員の様子

平成27年「台風18号による大雨洪水で決壊した鬼怒川の堤防被災調査速報」

台風18号による大雨洪水で決壊した鬼怒川の堤防被災調査を土木研究所、ICHARM、寒地土木研究所の合同で実施しました。寒地土木研究所からは、寒地河川チームの船木、島田、川村の3名が現地に赴きました。寒地河川チームでは、越水等による破堤の被害軽減技術に関する研究を行っています。本現地調査は、破堤箇所を調査することによって、現象の機構解明とともに堤防の強化対策技術などの開発に資することを目的としています。調査結果を速報として報告します。


平成27年台風18号による大雨洪水で決壊した鬼怒川の堤防被災調査当時の写真