第27回寒地土木研究所講演会を開催しました

平成25年11月8日(金)、かでる2・7において第27回寒地土木研究所講演会を開催しました。当日は悪天候の中、290名の皆様にご来場をいただきました。

本講演会は、積雪寒冷地に関連する土木技術の研究成果等をより多くの方々に紹介するために昭和61年から行っており、今回で27回を数えます

特別講演では、前北海道大学総長で、北海道大学名誉教授の佐伯 浩(さえき ひろし)氏をお招きして、「寒地土木技術への期待」と題し、ご講演をいただきました。

佐伯氏は、「グローバルな視点を持ち世界的に共通する寒冷地工学に関する知識を高めることが重要」と述べられ、「そのためには国際シンポジウム等に進んで参加をし、他の国の研究者と交流を持つこと、世界の寒冷地工学を研究している文献を収集し世界の状況を知ることが大事である。日本だけではなく世界に通じる研究を行ってほしい」と語りました。 また、人材育成についても触れ、「いい研究をすることも大事だが、いい人材を育てることも大事。世界を舞台に活躍できるリーダーシップを持った、今までにない発想をするような新しい人材を育ててほしい」と講演されました。

一般講演では、熊谷 政行(くまがい まさゆき)寒地道路保全チーム上席研究員より「積雪寒冷地における舗装の破損とその対策」、伊藤 丹(いとう あかし)寒地河川チーム上席研究員より「結氷河川における津波遡上と構造物への影響」、つくば中央研究所 西崎 到(にしざき いたる)新材料チーム上席研究員より「異常腐食した耐候性鋼材の補修手法の研究」と題し、それぞれの分野での研究成果や課題について講演を行いました。

また、会場1階の展示ホールで行った「寒地土木研究所パネル展」では、当研究所の開発技術や各研究チーム等の研究成果をDVD映像やパネル、パンフレットなどで分かりやすく展示し、多くの方々が熱心に目を通されていました。

今年もたくさんの皆様のご来場を頂きましたこと、心より感謝申し上げます。

柳屋 圭吾 所長の挨拶

佐伯 浩 北海道大学名誉教授の特別講演

講演会場の様子

パネル展の様子

第27回寒地土木研究所講演会
日時

平成25年11月8日(金)13:30~17:05(受付は12:30から)

場所

かでる2・7(札幌市中央区北2条西7丁目)

主催者挨拶

13:30~13:40
寒地土木研究所長 柳屋 圭吾

特別講演

13:40~14:40
「寒地土木技術への期待」
北海道大学名誉教授(前北海道大学総長) 佐伯 浩 氏

14:40~15:00 (休憩・展示パネル見学)

一般講演

15:00~15:40
「積雪寒冷地における舗装の破損とその対策」
寒地土木研究所 寒地道路保全チーム上席研究員 熊谷 政行

15:40~16:20
「結氷河川における津波遡上と構造物への影響」
寒地土木研究所 寒地河川チーム上席研究員 伊藤 丹

16:20~17:00
「異常腐食した耐候性鋼材の補修手法の研究」
つくば中央研究所 新材料チーム上席研究員 西崎 到

閉会挨拶

17:00~17:05
寒地土木研究所 審議役 池田 憲二

パネル展示

12:30~17:30

交流会

17:30~19:00

場所:ホテル札幌ガーデンパレス1階レストラン「スピカ」(札幌市中央区北1条西6丁目)
参加料:2,500円(立食形式)

所在地・お問い合わせ
  • お問い合わせ先 : 寒地土木研究所 寒地技術推進室
  • 電話 : 011-590-4046
  • FAX : 011-590-4048