「第32回寒地土木研究所講演会」を開催しました
第32回寒地土木研究所講演会 開催報告
平成30年11月8日(木)、かでる2・7において第32回寒地土木研究所講演会を開催し、336名の皆様にご来場いただきました。
本講演会は、積雪寒冷地に関連する土木技術の研究成果等をより多くの方々に紹介するために昭和61年から行っており、今回で32回を数えます。
柳原所長挨拶
基調講演では、北海道大学 公共政策大学院長 高野 伸栄氏をお招きして、「北海道150年の建設生産システムを振り返る」と題してご講演いただきました。 高野氏は、蝦夷地から北海道と呼ばれるようになった時から、現代に至るまでの各時代における建設生産システムについて、時代の制約と開発に求められる諸条件を視座においた講演をされました。
高野氏の基調講演
一般講演では、安中 新太郎 耐寒材料チーム上席研究員が「積雪寒冷地におけるコンクリートの劣化について」、 太田 広 特別研究監が「魅力ある公共空間のデザインとマネジメント~世界水準の観光地形成のために~」、上仙 靖 CAESAR 橋梁構造研究グループ 上席研究員が「道路橋示方書の改定に反映されたCAESARの取り組み」と題してそれぞれの分野での研究成果や課題について講演を行いました。
![]() 安中上席の講演 |
![]() 太田特別研究監の講演 |
![]() 上仙上席の講演 |
また、会場1階の展示ホールで行った「寒地土木研究所パネル展」では、当研究所の開発技術や各研究チーム等の研究成果をDVD映像やパネル、パンフレットなどを展示し、ご来場の皆様にご覧いただきました。
今年もたくさんの皆様のご来場をいただき、心より感謝申し上げます。
![]() 講演会場の様子 |
![]() パネル展の様子 |
所在地・お問い合わせ
- お問い合わせ先 : 寒地土木研究所 寒地技術推進室
- 電話 : 011-590-4046
- FAX : 011-590-4048