キャリアモデル紹介(佐藤特任研究員の場合)
所属
寒地基礎技術研究グループ
寒地地盤チーム

佐藤特任研究員

(1981年採用)
  • 採用
    何もかもが驚きの連続!

    採用後に最初に取り組んだのは不良土の改良に関する研究。土に関する単語の意味を理解にも困る有様でした。
    当時は諸先輩の、ときには優しく、ときには厳しいご指導の下、日々勉強してきました。当時は実験のほとんどを職員が実施するという時代でしたので、これが今の自分の基礎となっています。

  • 初めての学会発表

    我慢我慢で指導していただいた先輩のおかげもあり、研究成果を初めて論文として学会に発表!
    嬉しいことにこの論文が学会の支部賞に選考され、頑張ればいいご褒美があるのだと改めて感じました。

  • 10年目

  • 20年目

    博士号を取得
    研究所における実績を大学院修了と同程度と認められ、研究所の仕事をこなしながら大学に通い、博士号を取得することができました!
    資格取得や国際学会での発表など、モチベーションを高める機会が多いのも研究所の魅力です。
  • 現在
    寒冷地への貢献を目指して

     現在の研究テーマは、寒冷気候に起因する土工上の問題、発生材料の有効利用、のり面緑化に関する問題、土工に関わる技術開発など。

    これらの研究を行う後輩研究員の指導を行っています。それぞれの研究成果が論文としてまとまっていくことはたいへん楽しいことです。

本人コメント

「研究」という仕事は、なんだかフワフワとつかみ所のないイメージでしたが、続けていくうち、いつも周りにある「土」に関する不便な点、不明な点などが少しずつ見えてきて、解明する面白さに目覚めました。
とっても働きやすい職場で、なんとか2人の子どもたちも無事成長し、皆さんの協力を得ながら好きな仕事を続けられてきました。