CLOSS TALK

主に「寒地土木研究所で働く」をテーマに、先輩職員の皆さんに、日々感じていることを率直に語っていただきました。

-
防災地質チーム
H26年度入所研究員 -
寒冷沿岸チーム
H30年度入所研究員 -
水利基盤チーム
H26年度入所研究員 -
寒地機械技術チーム
H9年度入所研究員 -
経理課(契約)
H10年度入所事務官
※写真をタップするとジャンプします
◉道路◉ Shusaku Yamazaki

山崎主任研究員/防災地質
H26年度入所
- ①寒地土研はどんな法人(職場)ですか。その心は?!
- 外の研究所と比べて、多くの分野の研究員が数多く在籍しています。人がいっぱいいて、いろんな人がいろんな研究を一所懸命やっています。
- ②職場の雰囲気って、どんな感じ?
- 研究職は、個人営業的なところが強いと思われがちですが、同じ研究テーマで集まったり、研究所を超えて大学の先生と一緒にやるとか、分野ごとのつながりで仕事をする方が多いように思います。
- ③ワークライフバランスはどうなの?
- 石の分析とか実験室で作業をすることが多いのですが、研究は長期に行うものであり、日々の仕事量は自分でコントロールします。時間があればあるだけ仕事をしたいタイプなんですけど、「あんまり残業しないように。」と、言われてしまうところに、逆にストレスを感じたりしています(笑)。
- ④楽しいと感じるところ、やりがいは?
-
「やってて本当に良かった!」と思うことは、ありますね。
自分の分析結果により新しい事が分かったときに脳内物質が出るみたいな(笑)。基礎から応用まで研究していますが、社会に役立てる方向に自分の研究を繋げていく難しさとやりがいを感じています。 - ⑤研究職に興味のある学生へ、メッセージをお願いします。
- 研究所で働くことは、すごく幸せなことだと思います。自分がやっている研究や能力を世の中に役立てたいと思う方には、すごく良い選択肢だと思います。
◉港湾◉ Shinsuke Iwasaki

岩崎研究員/寒冷沿岸域
H30年度入社
- ①寒地土研はどんな法人(職場)ですか。その心は?!
- 「自由な職場だな」という感じです。自分の場合はデータ解析が多いですが、何をどう解析するかといった1日のスケジュールをほとんど自分で決めることができる日が多いです。
- ②職場の雰囲気って、どんな感じ?
- 自分がすべきことをやっていれば、子供の運動会や授業参観といった行事にも休みを取れるのでストレスを感じていないですね。駅も近いからすごく便利で働きやすい職場です。
- ③ワークライフバランスはどうなの?
- 職場にいるとどうしても研究の事が頭から離れないので、自分の場合は、積極的に定時で帰宅し、OFFの時間を取るように心がけています。土日は仕事しないです。ワークライフバランスは、バッチリとっています(笑)。
- ④楽しいと感じるところ、やりがいは?
- 研究をしている時は、宝島で財宝を探している」感覚です。研究職は自由度は高いですけれど、その分、研究成果を社会へ発信しなければならない責任も伴います。論文を執筆して受理されるまでは非常にハードだし、苦労する部分は多いですが、受理された時の達成はクセになります
- ⑤研究職に興味のある学生へ、メッセージをお願いします。
- 分野を問わず「研究が面白い」、「研究をしてみたい」という方は、寒地土木研究所を選択すれば、充実した時間が過ごせると思います。
◉農業◉ Naoko Koshiyama

越山主任研究員/水利基盤
H26年度入社
- ①寒地土研はどんな法人(職場)ですか。その心は?!
- いろんなタイプ研究員が在籍しており「社会における縁の下の力持ち」だと思います。
- ②職場の雰囲気って、どんな感じ?
- 正直、男性が多い職場ですが、野外で作業する時に「お手洗いがちゃんとあるかな?」を、気にするぐらいで、仕事で性別を意識したことはありませんね。
- ③ワークライフバランスはどうなの?
- 私は、朝8時に来て早く帰るという時差出勤ですけれど、忙しい時でない限りは定時で上がるようにしています。どうしても自分じゃなきゃダメっていうこともありますけれど、子供が熱を出したなど、突発に起きることに対して、周りの上司とか同僚も理解してくれるので、休みを取りやすい環境です。
- ④楽しいと感じるところ、やりがいは?
- 前職は農業用水の管理に関係する仕事に就いていました。今は研究者として、農業用水の利活用に関する研究をしています。研究職の立場になり視点も変わりました。現地調査では地元の方々とやりとりをすることが多いです。研究成果をしっかり普及して、多くの人の役に立てたら良いなと思います。
- ⑤研究職に興味のある学生へ、メッセージをお願いします。
- それぞれ歩いてきた道や景色は違う物です。もし、寒地土木研究所に入所しましたら、自分の経験や感じたことを大事にしながら、新しいことにチャレンジして欲しいです。
◉機械◉ Yuichi Kobayashi

小林研究員/寒地機械技術
H9年度入社
- ①寒地土研はどんな法人(職場)ですか。その心は?!
- とても現場に近い研究機関です。要素研究もしますが、現場の課題解決のため、すぐに現場実装できる技術開発が求められる職場です。
- ②職場の雰囲気って、どんな感じ?
- 機械チームでは除雪やポンプなどの機械や設備に関する研究をしています。成果を出すには、他の研究チームと知見を出し合って研究を進める必要があり、自分と違った視点の話を聞けるのは非常に有意義です。
- ③ワークライフバランスはどうなの?
- 自分の裁量で研究を進めることができるのが良いですね。過去に1ヵ月間「育児休暇」を取りましたが、子供が懐いているので、取得して良かったです。
- ④楽しいと感じるところ、やりがいは?
- 自分で研究を立案したり、実験が期待通りの結果が出た時には「良かった!」と感じます。社会に出ると人から褒められる事が少なくなりますが、論文で賞をもらえた時など、自分の仕事が人に認められたと実感できますね。
- ⑤研究職に興味のある学生へ、メッセージをお願いします。
- 仕事は現場に行くことが多いです。フィールドワークが好きな人や自分のアイデアを研究に活かしたい人は、入所して欲しいです。社会の景気に影響されにくいです。転勤も無いので、ずっと札幌に住むことが出来ることも魅力です。
◉事務◉ Maiko Saito

斎藤主任/経理課
H10年度入社
- ①寒地土研はどんな法人(職場)ですか。その心は?!
- 北海道開発の推進のため、研究員の方々が土木技術を向上させようと日々研究している職場です。
- ②職場の雰囲気って、どんな感じ?
- 開発局からの出向者が多いので、どうしても公務員の色が強くなってしまっている感は否めませんが堅苦しくは無いです。TPOに合わせることは必要ですが、普段はドレスコードが厳しくないので、おしゃれも楽しめての良い職場です。
- ③ワークライフバランスはどうなの?
- 職場が駅近で、街にも地下鉄に乗って数分で行けるので、用事も足しやすいです。育児休業や介護休業などの制度が整っているので、特に女性にとっては働きやすい職場だと思います。テレワーク導入も進んでいて家庭と仕事を両立できます。
- ④楽しいと感じるところ、やりがいは?
- 庶務とか経理などを経験し、いまは契約にいます。2~3年のスパンで異動を繰り返すので、いろんなことを覚えられるのも楽しいです。自分なりの目標を設定したりして、一連の何かをやり終えた時は得られる達成感も大きいと思います。
- ⑤研究職に興味のある学生へ、メッセージをお願いします。
- 寒地土木研究所の仕事は、社会の役に立つ仕事だと思います。研究を通じて社会に貢献したい方は、検討してもらえれば嬉しいです。